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こんにちは。山形県鶴岡市朝日地域で、柿・わらびを育てている「燦果ファーム」の岡村絵美です。
11月の中旬、今年の柿の収穫がフィニッシュとなりました!
今は、干し柿やあんぽ柿、柿チップスといった加工品の製造、オンラインショップの発送作業に加えて、園地の片づけや冬支度の作業に入っています。
収穫がひと段落したことにホッとしつつ、この一年を振り返っています。
私は柿栽培を始めてまだ2年目なため10年20年単位で比較することができないものの、今年は柿栽培にとって、気候的にも厳しい年だったのではないかと思います。
このブログでもお伝えしましたが、7月には1カ月以上、まともに雨が降らない時期が続きました。半月ほど連続で雨が降らなかった時期もありました。
水分として充分にいきわたったかどうかは怪しいものの、毎日軽トラックのタンクに水を入れて水撒きをした日々も思い出されます。
また、今年はカイガラムシ、カメムシも大量に発生しました。
そして、秋には熊です。収穫シーズンから、園地の端の柿捨て場に、熊かイノシシの仕業と思われる柿の食べ残しが見られる日が続いています。
個人的にも、園内で蜂の巣を駆除したり、柿の枝が折れていたことがあったりと、さまざまなことに対応しながらの柿栽培でした。
そして、振り返りのひとつとして、冬から春先にかけて行った枝の剪定作業もあります。
この剪定作業は、作業のし易さをはじめとした狙いがあって行ったものですが、こちらは狙い通りの枝ぶりを保ってくれ、良い効果が出たのでホッとしています。
全体的に見て、厳しい自然条件と闘いながらの柿栽培でしたが、美味しく育ってくれた柿ちゃんたちです。
改めて、元気で実をつけてくれた柿の木たちに、感謝の気持ちでいっぱいになります。
さて、収穫を終えた後は、いよいよ加工品の製造に集中しています!

前回のブログで柿チップスについてお伝えしたので、今回は干し柿とあんぽ柿について少し触れてみたいと思います。
干し柿とあんぽ柿、実は、製造工程はほぼ同じです。

皮を剥いた後、まずはカビの発生を防ぐために熱湯にくぐらせる殺菌処理を行います。
そして、自然な温度のもとで風に当てて干していくのですが、カビを防ぐため、扇風機で常に風を当てながら丁寧に乾燥していきます。
ちなみに、硫黄燻蒸(くんじょう)という過程は踏まずに、柿本来の色と風味が出ているのも、燦果ファームで作るあんぽ柿や干し柿の特徴のひとつです。
干していく過程で、見た目や状態が特に美しい、いわゆる「べっぴんさん」の柿だけを選抜して、あんぽ柿となります。

残りはさらに干して、甘みを凝縮させ、干し柿に仕上げます。
先ほど触れた通り、改めて収穫までを振り返ると、さまざまな困難を乗り越えて実ってくれた柿たちです。
いつもブログで書きますが、ちょっとでこぼこだったり不揃いだったとしても、贈答用の生食の柿と美味しさは同じです。これらの柿たちを、最高に美味しい形でお客様のもとにお届けしたくて、加工品の製造に精を出しています。
生食の出荷が終わってからも、「美味しい自然の恵み」を、お客様のお手元にお届けできれば。そんな気持ちで、あんぽ柿や干し柿、柿チップス作りに励んでいます!
〒997-0402 山形県鶴岡市東岩本字野中