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こんにちは。山形県鶴岡市朝日地域で、柿・わらびを育てている「燦果ファーム」の岡村絵美です。
今の時期もブドウ畑に手伝いに来ています。
お盆前のブログでお伝えしたデラウェアはもう終わっていて、今は、大粒ブドウの収穫の季節です。
ちなみに下の写真は、収穫が終わったデラウェアのハウスです。こちらは、青い鳥よけネットも、もう片付けてあります。
旬の品種は移り変わっていますが、今の時期も、あいかわらずブドウ畑では、カン、カンと鉄柱を叩く音が聞こえてきます。
先日のブログでもお伝えしましたが、畑に鳥がやってきてブドウをついばむため、鳥対策で叩くのです。
旬の品種は移り変わっていますが、今の時期も、あいかわらずブドウ畑では、カン、カンと鉄柱を叩く音が聞こえてきます。
ブドウは品種ごとに食べ頃の「順番」があって、房が色づいていくのですが、そのタイミングを、鳥たちはほとんど外しません。
色づきが浅い房には見向きもしないのに、食べ頃が近づくとちゃんと狙ってきます。
半分冗談ですが「なんかあれって会話してるのかな?」「鳥のあいだに口コミがあるのでは?」と思うほどの見事さ。
本当に、美味しくなるところをしっかり狙ってやってきます。
対策としては、ネットを張ったり猛禽類の形のカイトを飛ばしたり、音を出すなどさまざま、先日のブログにも書いた通りですが、やはり「完全に防ぐ」ということはできません。
ちなみに下の写真は、鳥対策で袋をかぶせた、シャインマスカットです。
こんな感じで、鳥との知恵比べをしながらも、大粒のブドウの収穫も、着々と進んでいきます。
大粒のブドウの種類は、とても沢山あります。下の写真は、サンヴェルディという品種。
これ以外にもとても沢山あり、大粒ブドウ、本当に種類も色も豊富です。味や香りもさまざま。それぞれに美味しいですよ。
ところで、ブドウも、鳥の被害だけではなく、柿同様に虫の被害にも遭います。
下は、カメムシの被害に遭ってしまったものです。
また、ひとつ残念なことに、1週間ほど前に大雨が降り、私が手伝いに行っているブドウ園の横の堰が溢れてしまいました。
そのため、ブドウ畑の地面が水に浸かってしまいました。
下の写真は、水が引いた後に、草に泥の跡が残ったときのものです。
このブドウ園でも、ここまで水が上がるのは初めてのことだったそうです。
ですが、ブドウの実自体は元気で、順調に収穫できています。手伝いの私もホッとしています。
このように、鳥、虫、雨とも向き合いながら、大切に収穫されていくブドウたちです。
さて、旬の時期ということで、産直でもブドウの販売まっさかりです。
産直の棚はブドウの顔ぶれが一気に増えて、にぎやかです。
下の写真は、雄宝、安芸クイーン、ピオーネの3種詰め合わせです!
季節はいつの間にか、秋に向かって進んでいますね。
最後に、下の写真は、近くの蕎麦の畑です。
綺麗な白い蕎麦の花が目に入り、つい撮りました。そばの白い花を見ても、秋の訪れを感じました。
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