柿農家の冬仕事。雪の間、室内で大事な仕事をこなします。

こんにちは。山形県鶴岡市朝日地域で、柿・ワラビを育てている「燦果ファーム」の岡村絵美です。

今日のブログでは、雪の間の農家の「おうち仕事」についてご紹介します!

寒波到来時など園地がしっかり雪に覆われると、あまりにも雪深くせん定すらできない日々ではありますが、農家は意外に「おうち仕事」で充実した日々を過ごします。

机の上の事務作業になりますが、1年間を総括する作業だったり、来年への大切な準備だったりします。

まずは、確定申告。この作業はおかげさまで、一般的に早めといっていい時期に提出ができました。

私は「認定新規就農者」です。「認定新規就農者」は、青色申告が必須。日々の帳簿付けはどちらかというと得意分野ではありますが、白色申告と比べると、やはり綿密な作業が必要になります。

特徴は、簿記の種類が一般的な「商業簿記」ではない、「農業簿記」だということです。

ということは、仕訳の種類が、一般の事業者さんや会社さんとはちょっと違うんです。

例えば面白いのが、何の用途に経費を使ったかを仕訳する「勘定科目」というもののなかに、「生物(せいぶつ)」という勘定科目があったりします。

「生物」では、酪農を営んでいる方だったりすると、家畜などがそれに含まれます。農園を土地ごと所有している方だと果樹なども資産に入りますが、それが「生物」になるんです。

勘定科目の違いなどもひとつの例ですが、そのほかにも、農業簿記だと、商業簿記で対応しているソフトがそれほど使いやすくなかったりすることをはじめとして、実は色々とあって、けっこう手間はかかります。

ですが試行錯誤しながら、コツコツ作業を進め、今年も無事に申告できました!

また、農家の冬のおうち仕事として代表的なのが、薬剤をはじめとした資材の発注です。薬剤については毎年、「防除暦」といった暦(こよみ)が配られるのですが、それを参考に発注していきます。

発注する量は、撒く広さや回数、希釈の割合などの数字から、丁寧に計算していきます。

こんな仕事も、この春から柿を育てていくための「下準備」といっていいかもしれません。年間にわたって使用していくぶんの発注なので、意外に大切な仕事だなぁと思います。

その他、冬の間は「認定新規就農者」という立場で役所の方と面談をしたり、自分として、来年の展望を整理したり。こんな用事や時間も、冬ならではのものです。

せん定ができないほど積雪が多い日々には、屋内で、こんな風に時間を過ごしている感じです。

昨年までを振り返り、春からの準備をする時間。しっかりと整理、準備をして、来年もまた美味しい柿を育て、収穫することに繋げていきたいです。

大きな寒波が過ぎれば、いよいよせん定をどんどん進めることができます。また、外で忙しく作業をする日々が待っています。忙しくなることでしょう。「春に向けて外の作業も頑張っていきたい」という思いも胸に、コツコツ事務作業も進める、冬のお仕事のご紹介でした。

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